「リズム3」の含有肥料成分と効果

太陰太陽暦
特殊肥料「リズム3」含有肥料成分
     
 " 醗 酵 ア ミ ノ 酸 液 " の 植 物 活 性 で、作 物 を 高 品 質 に 安 定 的 多(増)収 穫

◎ リズム3のアミノ酸は、2〜3年以上の特殊醗酵を積重ねて、酵素化した純粋な食品にあたります。
     用途は、調味料や加工食品に多く使われているアミノ酸で、旨味が良くなる成分なのです。
     この主成分(アミノ酸)を農業に応用したのがリズムです。
     アミノ酸は、変化し易いもので、細胞を作り新陳代謝に必要な素材なのです。
  ・活性を促す炭素肥料として、また微量要素も含有して、効率よく窒素肥料をエネルギーに促す。

◇ 機 能 性触媒力の働き/強さで、何にでも結びつく。
     イオン化しているので、結び付き易い性質があります。つまり展着剤の代用に使えます。
  ・浸透力の働きが非常に優れている。
     有機物と結合するので、酸化結合を解きほぐす働きがあり、浸透性が非常にいいです。
  ・抽出力の働きが強く、早い。
     醗酵させることでのパワーで、分解や抽出が簡単に起きるので、有機 / 減農薬栽培に最適です。
  ・酸化還元力の働きが強い。
     醗酵は、酸化 / 腐敗とは全く異なり、病害虫を寄せ付けません。
  ・乳化力の働きが強い。
     硬いものを柔らかくする力と、いろんなものを混ぜ合わせる力です。
     数種類の資材を混合した場合には、均一に混じりあってバラツキがなくなります。

■ 成 分
    ○  N (窒素): 0.4%    P (リン酸): 0.03%    K (カリ): 1.1%    炭素率 : 19.4
【 分 析 結 果 】(100g中の数値、検出限界1mg/100g) (特 徴)
《C/N比の高い順番で記載》
ロイシン               537mg  :成長促進に重要で、着色をよくする成分
イソロイシン        376mg  :成長促進に重要で、渋みに関わる成分
バリン                   447mg  :細胞(毛根等)の分化能力/成長ホルモンを助成する成分
プロリン               432mg  :優勢花に必須、着果をよくし、甘味を作る窒素源として有効です。
メチオニン            118mg  :施光性/光活性や生物学的メチル基の移動反応で、果実の熟成促進に
                                              効果大、毛(細)根の発生を促します
グルタミン酸       1224mg  :アミノ酸/糖タンパク質の合成を助け、耐菌性/耐寒性を強める
スレオニン             225mg  :糖タンパク質活性成分と成長促進
アスパラギン酸      530mg  :吸収しにくいカリウムを助け、成長促進に必須アミノ酸の合成を促す
フェニルアラニン   378mg  :光活性/葉/根の成長に有効成分
アラニン                 376mg  :糖タンパク質生成源で旨みをます
セリン                     505mg  :グリシンと内部転換し、回路のメチル基転移を助け、根毛の伸長促進
リジン                     297mg  :植物の成長に必須、アミノ酸の生産基材
チロシン                   35mg  :植物の色/光沢をよくする
グリシン                 243mg  :糖による酸化防止作用効果とアミノ基生成基材耐霜/耐寒力を作る。
アルギニン             458mg  :葉/根の活性化機能を有し、光活性/CO2補足効果が有ります。
ヒスチジン             115mg  :金属イオンと錯塩を形成し、生物の成長を助ける必須アミノ酸。
シスチン                100mg  :タンパク質を作るのに重要な働きをする

■ 効 果
  (1) 肥料やミネラルを効率よく、効かせることが出来ます。
  (2) 農薬の使用量や散布回数を減らすことが出来ます。
  (3) 抜群の受光性で豊富に炭水化物を生合成します。
  (4) 栄養成長と生殖成長の速度コントロールが出来ます。
  (5) 植物(作物)が高タンパク / 高品質の健康野菜に体質改善が出来ます。
  (6) 病害虫 / 耐寒性などの抵抗力が上がります。
  (7) 生産コスト削減、さらに多(増)収穫で高収益が望めます。

■ 使 用 法
  ○ 500〜1000倍に希釈して、3〜7日毎に、葉露程度の葉面散布を行ってください。
  ○ 生育ステージ毎に、植物体内のNコントロールを適宜(倍率や散布間隔で)に調整が出来ます。
    ・春めく状況での軟弱体質/徒長等の抑制は、500倍率の希釈で、3日毎に葉面散布です。
    ・花芽分化促進は、500倍率の希釈で、3日毎に葉面散布です。
        硝酸態窒素が高レベルの場合は、リン酸/カリ等を葉面散布や
   リズム1000倍の希釈にカルシウムを混用し葉面散布です。
       (リンカリの潅水は10日前に行い、小潮の7日前から、若潮の2日後まで葉面散布を行います)
  ○ 液肥/農薬との混用は、水溜めタンク内では可能です。(原液同士の混用不可)

◇ 苗を定植する場合
    水や液肥で1000倍に希釈し、ポットごと吸わせてから定植、また株元潅水で根つきを良くする。

◇ 花壇・菜園の場合
    800倍〜1000倍希釈で、1週間に1回程度与えてください。
    直播きした場合は、間引きが終わったころから使います。

◇ 鉢植えの場合(5号鉢程度の鉢植えを基準にすること)
   ・ 弱った株には、1株あたり1000倍の希釈で、1週間に1回程度、根元にかけてください。
   ・ 元気な植物には、500〜800倍の希釈で、1週間に1回、根元にかけてください。
   ・ 観葉植物は、環境が変わり、葉の色艶が落ちるので、葉面散布を1000倍液で行うと効果的です。
   ・ 定期的に1000倍に希釈してスプレーで葉面散布すると、元気に生育して色つやが持続します。

◇ 樹木の場合
    樹形にそって溝を掘り、1000倍に希釈して、液肥に混ぜて投与します。

■ 野菜を高品質に多(増)収穫のポイント
  ○ チッソ肥料やミネラルを効果的に活用して、作物を高タンパク, 高品質に多(増)収穫にする
     一つに、植物体内の炭素濃度を強制的に高めることが求められます。
  リズムの葉面撒布を定期的に行うことで、チッソ肥料を効率よく盛んに炭酸同化を促進させ、
  植物体内の未消化のチッソを低減し、高品質に多(増)収穫されます。

※ ご 注 意
  ○ チッソ(飢餓)低減にご注意ください。
      週1回程度に、水や液肥で希釈して、葉面散布もしくは根元に潅水してお使いください。

月のリズムで、農作業(葉面散布)
古来より私たちの祖先は、月のリズムを使った方法で、当たり前のように農作物を育てたとも言われています。
月のリズム農法は、29.5日で新月から満月の周期を行う暦です。

月の満ち欠けで、農作業をする目安
・月齢のリズムと生育リズムを整えることで、品質や収穫が向上し、病害虫の被害を軽減します。
・月齢&潮暦を参考に、計画的な段取りで農作業です。
・新月は、栄養成長で徒長しやすいので、若潮頃に、リン酸やカリを効かせます。
・新月は、栄養成長に傾き病気が発生しやすいので、カルシウムの葉面散布や防除を行います。
・移植や定植は、新月の5日前からです。
・収穫時期は、新月から満月にかけてが適期です。
・満月は、生殖成長になりやすく芯止まりしやすいので、若潮に窒素を効かします。
・種まきは、満月の5日前からです。
・小潮期は、養水分の吸収が弱く、転流期なので潅水や追肥、芽かきや葉かき定植を控える。
※月齢と植物には、成長率などに関係性があり、これを活かすこと。

地球上では、月のリズムの影響を受けている
28日間をかけて、月は満ち、そして欠けていきます。
合わせて、満月の夜にだけ咲く花もあるし、満月の夜にサンゴが一斉に産卵することがあります。
女性の生理現象も、おおよそ28日のムーンサイクルです。
生まれるのは満ち潮で、息を引き取るのは潮が引く時と言う話もあります。

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月齢で植物の成長に変化
月齢と植物には、成長率に関係性があり、農業に活用することができます。
種まき、肥料、追肥、収穫、防除などのタイミングを月齢によって、多くの効果が得られると言われています。

この自然のシステムを有効に、農作業に取り入れられないかという問題や関心があります。

あるHPで、次のような記述を確認しました。

<新月 月齢0 定植は避ける>
水分は、畑の土中奥深くに、沈んでいるから。
水位が下がっている、ということが、
このタイミングで、植物を植えると水分不足になる。
充分な水分がないと、自らの根では水を吸い上げにくく、活着が悪くなるという。
水捌けのいい畑では、この影響がより大きいかもしれない。

<満月に向けて 月が太る時期>
水位が次第に上昇する時期は、地面より上方に育つ植物(果菜類・葉菜類)の定植・接ぎ木・種まきに適している。
月の満ち欠けは1日の中でも生じており、 果菜類等の定植は、朝の時間帯が適している。

<満月 月齢15>
畑の土中や植物体内の上部に、水分が集中する。
満月の2日前あたりに、種を蒔くと発芽率が良くなるようだ。
虫は、満月時に産卵を行う傾向があり、害虫駆除をする場合は、孵化直後の一齢幼虫を狙って、満月の数日後に行うと効果が高い。

<満月を過ぎて 月が細る時期>
畑の土中水分(水位)がどんどん下がっていくこの時期には、根菜類等(地面より下方に育つ根菜等)の種まきや植替えに適している。
また、しっかりした根の成長が必要な灌木や木を植えるのにも良い時期。
冬期間保存する穀物や果物は、月の欠けていく時期に収穫するのが良い。
この時期の植えつけは、午後から夕方にかけてが良い。

<そして新月に戻る>
この日は、旧暦4月1日。新月から月が太り始める時期にあたります。
果菜類・葉菜類の定植などには、適した時期となっていくようです。

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肥料を適正値に収める月のリズム

植物の生育ステージ毎に葉面散布
植物の成長リズムには、月齢に伴い成長が変化します。
・満月は、月齢13.8~15.8の値で、地上(葉)部の活性がみられる。
 殺虫剤が効きやすいのが、満月に浮遊して産卵孵化する害虫で卵から羽化したての頃が効果的です。
・新月前後から月齢7前後にかけて、地下(根)部の活性がみられる。
・月齢7前後(小潮)から満月にかけて、栄養生長が盛んに行われます。
・満月(13.8から15.8)前後以降から、地上部の成長がゆるやかになる。
・月齢22前後(小潮)から新月にかけて、地下部の成長が盛んにり、生殖生長に傾きます。
※大潮時は、植物の水や養分の吸収率が高くなり、生命活動が旺盛になる。

ダイレクトに「リズム3」を葉面散布

植物の生育が悪く、葉の色がおかしいときは、肥料が不足している。
葉面散布で、葉に不足している養分を補給して生育を良くする。

鉄や銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素や、窒素・リン酸・カリウムなどの主要な無機質成分、アミノ酸などの有機質成分を補給します。

不足しがちな元素

植物内で「移動しやすいもの」と「移動しにくいもの」、その「中間があります。

移動しにくいカルシウムやマグネシウムは、葉で欠乏症が発生することが多く、そんなときに葉面散布剤が活用されます。

移動しやすい … リン、カリ、イオウ、塩素

移動が中位  … マンガン、亜鉛、銅、鉄、モリブデン

移動しにくい  … カルシウム、マグネシウム

※どのような肥料が不足しているのかを見極めることが大切です。

※土壌中の肥料分が不足していないかを必ず確認し、不足している場合は追肥をします。

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葉面散布で生育コントロール

花芽分化や徒長抑制など、植物の生育ステージに合わせて、葉面散布剤と単肥で、生育をコントロールすることができます。

※花芽分化とは、植物が実や種をつける前段階の花を咲かせる生長に移行すること。

  花芽分化時や着果時期などのリン酸要求量が多い時期に施用することができます。

※徒長とは、植物の葉厚や葉の色が薄くなり、葉や葉柄および葉身が弱々しく伸びた状態。

  曇雨天や冬で日射量が少ない日が続く場合は、植物は光合成が減少し生育が弱るため、アミノ酸を含んで光合成を補うような葉面散布です。

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リズム3」には、葉に吸着し浸透しやすい成分が入っているため、展着剤は不要です。

目的にあった葉面散布と、効果的な使用のタイミングをマスターすれば、環境変化に負けずに、作物の品質を向上させることができます。

高品質に多収『ジオバンクメソッド』